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歯周病になりにくい被せもの

今晩は、ヤシロ歯科クリニックの院長 冶城文啓です。今日の下関市はあったかかったですね。 今日は歯周病になりにくい被せものについてです。 歯周病を予防するためには、日常のブラッシングによる予防、定期健診、食生活や運動により免疫機能をよくするなどありますが被せものの種類も関係します。 歯垢の元になる細菌は金属などイオンを発生するものとくっつきやすいため、被せ物のなかでも金属を使っている銀歯、金歯には比較的くっつきやすくなります。 被せ物のなかでもセラミックはイオンを発生しないため細菌や歯垢がつきにくく、歯石は歯垢を唾液のミネラルで補強したものなので当然できにくくなります。 下の写真で一本だけ歯石がついていない歯があります。患者さまは歯石がつきやすい方でほかの歯は歯石が大量についていますがセラミックで治療した1本だけは歯石がついていません。 セラミックは簡単にいうと壺やガラスで使われている陶材と同じものすが、土のなかに埋まっている陶器が腐食せず残っていることからも汚れがつきにくいことは想像できますよね。 保険適応外の治療になりますが、見た目が綺麗なだけでなく長く使用でき、虫歯や歯周病になりにくいため、歯をいためない治療になります。 結果的には生涯でその歯を治療する回数が減りますので治療にかかる回数や時間、料金を減らすことができると思います。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

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